2008.11 renewal! 「枯れ木に花を、咲かせましょう」
- 無力
- (2010/04/24)
- 無心
- (2010/04/20)
- 進退
- (2010/03/11)
- (no subject)
- (2010/02/23)
- きっと今日も過ぎ去る
- (2010/02/22)
天井を見上げて、
眠りにつこうという時、
この頃は、強く、ひとりを感じる。
それはあの人が自分のものにならないと知ったからじゃない、
自分にも、欲しいものがあると、知ったからだ。
生きていくことは、こんなに難しいことなのだろうか。
こんなに寂しくて孤独で、休む間のないものなのだろうか。
欲しいものがあるということは、こんなにも切なく、私の輪郭を世界から切り出す。
悲しんでいるんじゃない、
ないものねだりで寂しさにひたっているんじゃない、
ただ、強い強い衝動が、
私の中に生まれつつあると、
感じ始めている。
PR
あなたは止めてくれるかもしれないが、 いま、電車を乗り継いで、あの人のところへ向っています。 もうとっくに終電は終わっているし、行ったら、もう、引き返す手段はないけど。 なんてばかなんだろう。 なんてあほうなんだろう。 でも、今度は、傷つきにいくんじゃないんだ。 不安を確かめにいくんじゃないんだ。 会いたい人に会いたいから。 ただ、その、会いたい、と思う気持ちのためにいくんだ。 無理だろ、と、笑ったかもしれないが、 もしたどり着けなかったら、たどり着けなかったときにあきらめる。 私はできる気がするから、だったら無理でもなんでも、できるんだよ。 時間や距離なんてことは、一向にかまわない。 私はいつも我慢をするし、人のことばかり気に病むから、 たまには何もかも忘れて、自分の気持ちにだけ素直に生きてみたいと、今、思ってる。 直感を信じるんだ。 私は、誰かのために生かされているのじゃなく、 自分のために生きてるんだってことを、 知るためにいくんだ。 もう二度とひとりで悲しんだり寂しがったりしない、 自分の手で自分自身を生かすために、いま、わたしは、動いているんだ。 波が、遠くへこまかいものたちをさらう。 潮のにおいがしてきて、心が一瞬ふわりとなった。 意識は、はっきりしている。むしろ、とても鋭い。 手も足も、首も胸も、おなかもおへそも、 ぜんぶ、自分のものとして明確に動いている。 気持ちも昂ぶってはいない。 冷静で、強い。 わたしは自分が、情熱をもたない人間だと思っていた、 どうしてもやりたいことなんて、これまで一度も、 どうしてもこれをやりたい、と思ったことなんて、ただの一度もなかった。 でもどうだ、 私はそこへたどり着くためだったら、きっとなんでもするし、 なんでもできるだろうと感じている。 直感を信じるんだ。 自分の思いを信じて信じぬくんだ。 他に何もいらない、なんの制約も受けない、 わたしは、初めてその時出会う。 強い願いを持った自分。かなえる自分。貫き通す自分。 ナニモノにも左右されず、揺るがぬ自分。 直感を信じるんだ。 私は、誰かのために生かされているのじゃなく、 自分のために生きてるんだってことを、 ただ、知るために、そのためだけに、そこへ、いくんだ。
想っても
想われても
幸せになれないのだなぁ
私は幸せになりたいんじゃなくて
ただ安心がしたいんだ
みんな幸せになりたいんじゃなくて
ただ安心が欲しいのかも知れない
想っても想っても
届かないもの
あとどれだけ、交錯する2人のままでいましょう
私はただ
あなたの想う私でいられなくなるのを恐れている
ただ、安堵が欲しいのです
想われても
幸せになれないのだなぁ
私は幸せになりたいんじゃなくて
ただ安心がしたいんだ
みんな幸せになりたいんじゃなくて
ただ安心が欲しいのかも知れない
想っても想っても
届かないもの
あとどれだけ、交錯する2人のままでいましょう
私はただ
あなたの想う私でいられなくなるのを恐れている
ただ、安堵が欲しいのです
私を
あなたの夢にしてください
目を覚まし
身をころがして
眠たいまま起き
朝食にサラダとパンを食べ
一杯の水を飲み干し
シャツを着、
上着をはおり
行きたいところへ行き
会いたい人に会い
したいことをし
為したいことを為し
眠りにつくとき
私を
あなたの夢にしてください
ベジタブルバーガーとオニオンリング、キウイプロテクター。
お豆腐がお肉がわり。
煙草6本、女子2人、他愛ないおしゃべり。
窓の外を見ていた?
窓に映った私を見ていた?
たぶん、きっと、勘違いだけれど。
あなたの見つめていた窓の眺めに、私も映っていたでしょう
それは間違いないはず。
私はそうやって、あなたの見る景色に
色を差して生きていきます
青磁の器にひらりと落ちた花びらのように。
泣くな、青磁の花よ、
泣くな、かの花の根よ
あなたの目に映る景色が、
私にも映ればいい
あなたの心にある
恋が、
愛が、
いつくしみがいたわりが
すべて、青磁の花の涙。
0824
そのとき、
雑踏から1人、近づく人影があり、
それは、颯爽とタクシーのドアを押し開け、
不自然に空いた後部座席に、風のようにすべりこんだ。
2人は、「あっ」という顔をしてその顔を見た。
ゆいちゃんが、座っていた。
薄いピンク色のワンピース、胸元のフリルが上下に波うって、
やわらかい頬が、紅色にかっか、と燃えていた。
「鶯谷の駅まで、お願いします」と、ゆいちゃんが言った。
運転手が怪訝そうに振り返りそうになったところで、
「うぐいすだに」と、もう一度。
車が走り出した。
置き去りになった人たちが
仕方なく家路につく、夜の道だ。
ミズイさんは、すでにもう落ち着きを取り戻して、後部座席のシートに身を沈ませている。
私は注意深く彼の口元を見つめ、言葉の発せられる瞬間を見逃すまいとしていた。
夜の街だ。
ゆいちゃんの白い顔が、夜の街の仰々しさに照らされ、
びかびか、光ったり、消えたり、した。
曲がり角のあるたび、道を歩いている人の表情を読み取ろうと、
あるいは、静まった住宅の中に誰かの生活を見つけようと、
じっと目を凝らしてみる、くだらないことに力を使った。
たとえ不自然でも、助手席に陣取っておいてよかった、と、くだらないことを考えた。
この沈黙を、後部座席にぎゅうぎゅうとしていたのでは、
ミズイさんの汗や体温が感じられて、ずっと居場所がないきもちになっただろう、なんて。
誰も何も話さないまま、鶯谷の駅を越えた。
運転手が、交差点の手前で急にスピードを落とす、慌てて、「まっすぐです」と、言った。
ぱさぱさに乾いた喉からは、変な音程の声しかでなかった。
あと数10メートルもしたら、
「そこの信号を左で」と、言おう、と私は頭をめぐらせた。あの、うんてんしゅさん・・・
「きっと、」
突然、声が、
「きっと、あなたの思う通りになるから、
大丈夫ですよ。」
ゆいちゃんの声が、そう響いた。
次の一言でタクシーは急ブレーキをかけ、
私は、条件反射のようにドアを開け、夜の街へ駆けた。
ゆいちゃんも同じく、一心に駆けた。
猛ダッシュ。
ふたりで、もうだっしゅ。。。
きっと、
きっと
あなたのおもうとおりになるから
だいじょうぶですよ よ
よ
雑踏から1人、近づく人影があり、
それは、颯爽とタクシーのドアを押し開け、
不自然に空いた後部座席に、風のようにすべりこんだ。
2人は、「あっ」という顔をしてその顔を見た。
ゆいちゃんが、座っていた。
薄いピンク色のワンピース、胸元のフリルが上下に波うって、
やわらかい頬が、紅色にかっか、と燃えていた。
「鶯谷の駅まで、お願いします」と、ゆいちゃんが言った。
運転手が怪訝そうに振り返りそうになったところで、
「うぐいすだに」と、もう一度。
車が走り出した。
置き去りになった人たちが
仕方なく家路につく、夜の道だ。
ミズイさんは、すでにもう落ち着きを取り戻して、後部座席のシートに身を沈ませている。
私は注意深く彼の口元を見つめ、言葉の発せられる瞬間を見逃すまいとしていた。
夜の街だ。
ゆいちゃんの白い顔が、夜の街の仰々しさに照らされ、
びかびか、光ったり、消えたり、した。
曲がり角のあるたび、道を歩いている人の表情を読み取ろうと、
あるいは、静まった住宅の中に誰かの生活を見つけようと、
じっと目を凝らしてみる、くだらないことに力を使った。
たとえ不自然でも、助手席に陣取っておいてよかった、と、くだらないことを考えた。
この沈黙を、後部座席にぎゅうぎゅうとしていたのでは、
ミズイさんの汗や体温が感じられて、ずっと居場所がないきもちになっただろう、なんて。
誰も何も話さないまま、鶯谷の駅を越えた。
運転手が、交差点の手前で急にスピードを落とす、慌てて、「まっすぐです」と、言った。
ぱさぱさに乾いた喉からは、変な音程の声しかでなかった。
あと数10メートルもしたら、
「そこの信号を左で」と、言おう、と私は頭をめぐらせた。あの、うんてんしゅさん・・・
「きっと、」
突然、声が、
「きっと、あなたの思う通りになるから、
大丈夫ですよ。」
ゆいちゃんの声が、そう響いた。
次の一言でタクシーは急ブレーキをかけ、
私は、条件反射のようにドアを開け、夜の街へ駆けた。
ゆいちゃんも同じく、一心に駆けた。
猛ダッシュ。
ふたりで、もうだっしゅ。。。
きっと、
きっと
あなたのおもうとおりになるから
だいじょうぶですよ よ
よ